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タイヤ基礎知識

タイヤの寿命

タイヤの寿命は使用環境、運転状態、走行距離により異なりますが、新品時約7~9ミリある溝の深さが1.6mmになるとトレッド面にスリップサインが現れます、スリップサインを目安に交換して下さい。

また、スリップサインが一か所でも出ますと使用してはいけない事が法律で定められています。

  使用限度
モーターサイクル 0.8mm
小型トラック 2.4mm
トラック・バス 3.2mm

と車種により使用限度であるスリップサインの深さが異なりますので、それぞれ定期的な点検をお願いします。

すり減ったタイヤで走行すると、特に雨の日は路面とタイヤの間の水をかき出す排水性が悪くなりブレーキやハンドル操作が効かなくなるハイドロプレーニング現象が起こり易くなります、安全の為にもスリップサインが現れる前に交換をしましょう。

タイヤはゴム製品である為、紫外線やオゾン、雨水や熱等の環境条件により表面にしわやひび割れ等が発生する場合があります。使用環境により異なりますが、残り溝にかかわらず使用開始後5年を目安に販売店などでタイヤの点検を行って下さい。

【スタッドレス】

スタッドレスタイヤは50%以上摩耗するとプラットフォームが現れ十分な雪上、氷上性能が発揮できなくなる為、冬用タイヤとしての使用が認められなくなります。

スタッドレス

プラットフォームはスリップサイン同様、トレッド面の溝に一部浅くなっている所があります。
新品時の溝の半分の高さについていますので、定期的に確認の上使用して下さい。
また、プラットフォームが現れた後もスリップサインが現れるまで通常タイヤとして使用は可能ですが、本来の夏タイヤとは性能が大きく異なり雪上、氷上面をしっかりつかむ為にゴムの質が柔らかく低温でも硬くならないようになっています。
その為夏になると更にゴムが柔らかくなりブレーキ性能等が劣ります。 安全の為出来る限り季節に合ったタイヤの装着をお願いします。